『vol.2』『vol.3』『シティ・ライツ』とディジー・ガレスピー楽団の先輩
ベニー・ゴルソンの惜しみない協力を得てブルーノートで
アルバムを作って来た。
リー・モーガン だったが20歳になって間もない9月録音の
この本アルバムで音楽家として独り立ちした感がある。
『へヴィー・ディッパー』『ニュー・マ』と言う2曲の
オリジナルを本作品で披露している。 ブルーノートレーベルのライオン社長に大いに代われたリー・モーガンは
19歳の分際で(おいら30歳越えてるのに...orz 爆)矢継ぎ早にセッションに起用されてもいた。
ハンク・モブレー(1956年11月)、ジョニー・グリフィン(1957年4月)、
クリフ・ジョーダン(同年6月)、20歳になってジョン・コルトレーン(同年9月)。
多感な時期だけにジョン・コルトレーンのオリジナル曲と新アイディアの思考にも
触発されたことは間違いのないところだろう。
『へヴィー・ディッパー』は「へヴィー」の意味するところとは裏腹の技巧のショウケース的なバップ・ナンバーだが
『ニュー・マ』はいわゆるファンキー・ナンバー。
本作品に参加している、ボビー・ティモンズの後に世に出る『モーニン』にも通じる、呻吟めいた
短いフレーズを反復しながら畳み掛ける!
ザ・クッカー/リー・モーガン
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ジャズアルバム紹介 ザ・クッカー/リー・モーガンを加筆・修正。
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